病気用語 上腕骨遠位部骨折・上腕骨顆上骨折・上腕骨頸部骨折〈成人〜高齢者に多い骨折/上肢〉・上腕骨骨幹部骨折・上腕骨内顆、外顆骨折・上腕二頭筋腱断裂について/病気を知ろう!病気の用語辞典
上腕骨遠位部骨折
初診に適した科
[整形外科]
どんな外傷か
上腕骨下端(じょうわんこつかたん)の肘(ひじ)部分の骨折です。骨折が肘の上にある場合と、肘の関節のなかにまで及んでいる場合があります。高齢者が手や肘をついて転んだ時や、交通事故などで非常に大きい力が加わった時に発生します。
じょうわんこつかじょうこっせつ
上腕骨顆上骨折
初診に適した科
[整形外科]
どんな外傷か
小児に最も多い骨折のひとつで、肘周辺の骨折の60%を占めます。幼稚園児と小学生に多く、男女比は2対1です。鉄棒やうんていなどから転倒して肘を伸ばした状態で手をついた時に、外力が肘まで伝わって発生します。
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じょうわんこつけいぶこっせつ〈せいじん〜こうれいしゃにおおいこっせつ/じょうし〉
上腕骨頸部骨折 〈成人〜高齢者に多い骨折/上肢〉
初診に適した科
[整形外科]
どんな外傷か
上腕骨の上端の丸くふくらんだ骨頭(こっとう)のすぐ下が折れた骨折で、上腕骨頸部(じょうわんこつけいぶ)骨折と呼ばれます。多くの場合、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)のある高齢者が腕を伸ばして転んだ時に起こります。
じょうわんこつこつかんぶこっせつ
上腕骨骨幹部骨折
初診に適した科
[整形外科]
どんな外傷か
どのくらいのtopamaxは重量を失うために取るか
大部分は転落などで直接に上腕の中央部に外力が加わって発生します。このような直達外力で骨折を生じた場合は横骨折が多く、外力が大きいと粉砕(ふんさい)骨折になります。腕相撲中や投球中、あるいは手をついて倒れた場合は、らせん骨折や斜骨折になります。乳幼児と中学生に多くみられ、分娩時に新生児に発生することもあります。
じょうわんこつないか・がいかこっせつ
上腕骨内顆、外顆骨折
初診に適した科
[整形外科]
どんな外傷か
音声病理学者は何ですか?
上腕骨内顆は肘の内側のくるぶし、外顆は外側のくるぶしの周辺です。上腕骨内顆や外顆の骨折は、肘のくるぶしの内側か外側の半分が欠けたような骨折です。
小児の肘周辺骨折では外顆骨折が20%を占めます。幼稚園児と小学生に多く、男児に多くみられます。転倒して肘を伸ばした状態で手をついた時に、外力が肘まで伝わって骨折が発生します。
内顆骨折はきわめてまれで、外顆骨折を鏡に写したような骨折です。ここでは外顆骨折を主に説明しますが、内顆骨折もほぼ同様と考えてください。
じょうわんにとうきんけんだんれつ
上腕二頭筋腱断裂
初診に適した科
[整形外科]
どんな外傷か
上腕二頭筋は、いわゆる力こぶを作る筋肉で、上端が2つに分かれています。分かれた外側は長頭と呼ばれ、その長い腱(長頭腱(ちょうとうけん))は肩関節のなかをとおって肩甲骨関節窩(か)(肩関節の受け皿)の上に付きます。もう一方の内側の頭は短頭と呼ばれます。下端は、太い1本の腱で橈骨(とうこつ)(前腕の親指側の骨)に付いています。
この筋のはたらきは、主に肘関節を曲げることと前腕の回外(手のひらを上に向ける運動)です。
上端の断裂は長頭腱に限って生じ、完全断裂と部分断裂(腱の一部だけが切れる)があります。完全断裂は特殊な場合を除いて障害はありません。部分断裂は、痛みが強い場合は肩の動きに支障を与えます。
下端の腱断裂は上端の腱断裂と比べて約30分の1と� ��ないのですが、重大な障害です。
原因は何か
高齢になると、肩関節の部分で長頭腱の上面を包んでいる腱板が自然に高率に断裂します。長頭腱の断裂の大部分は、この腱板の断裂に伴って長頭腱が徐々に摩耗(まもう)され、何でもない日常生活中に生じます。
一方、どの年齢層にも腱板断裂を伴わない長頭腱断裂が生じます。肉体労働やスポーツ(ことに剣道)に伴って、急に力を入れた時にブチッという音とともに断裂します。下端の腱断裂は中・高年の男性肉体労働者に多く、下から重い物を急に持ち上げる時や、高い所からの荷崩れを支えようとした時などに生じます。
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